このほかにも、細かな内部構造やフィンの裏側などにもホコリが溜まります。
すべてを取り除くには分解洗浄が必要です。
分解するには経験と技術が必要ですし時間も費用も掛かってしまいます。
普段からこまめなクリーニングを心掛けたり、定期的なクリーニングをすることで生活な状態を保つことができます。
エアコンの効き目が悪いと感じたり水滴が漏れたり、かび臭い空気が発生しているときには一度ご相談ください。
エアコンはカビがたくさん
エアコンは一年中室内にありますが、なかなかクリーニングが難しく内部も複雑な構造のためカビの発生を見落としがちです。
エアコンのカビについて理解し、安心で安全な生活を取り戻しましょう。
カビが発生しやすいポイント
吹き出し口
エアコンのカビの発生箇所で一番目につきやすいのが、エアコン吹き出し口に発生するカビです。
風向きを変えるためのルーバーや吹き出し口の内壁などにもたくさんのカビが発生します。
主にプラスチックの部品ですが、複雑な構造です。細かな部分までしっかりとクリーニングする必要があります。
アルミフィン部
エアコンフィルターを取り外した奥に見えるのがアルミフィン(熱交換器)に発生したカビです。
非常にデリケートな部分で力を入れすぎるとフィンがつぶれたり破損したりします。
フィンが破損すると冷却効率が下がり性能が落ちる原因になります。
またフォンは非常に細かい構造になっていますので、高圧洗浄など特別な機器を使用して清掃します。
清掃の際には汚水が流れないようにビニールなどでしっかりと養生します。
一度、この熱交換器にカビが発生してしまうと、ここを通った空気と一緒にカビの胞子がエアコン内部の色んな所に運ばれ繁殖していってしまいます。
本体カバーの裏側
エアコンの本体カバーの裏側はホコリ等が溜まりやすく、そのホコリを栄養源としてカビが発生してしまいます。
複数の部品に分かれている場合も多く、細かな部分までしっかりとクリーニングすることが大切です。
本体カバーを取り外すことはあまりないので、何年もクリーニングしていない場合はかなりの誇りが付着しています。
送風ファン部
送風ファンは誇りが一番溜まりやすい部分です。
たくさんの誇りが付着して盛り上がっている場合もあります。
この部分に誇りが付着すると機能低下の原因となります。
カビが最も好む環境になっています。
あまりにもホコリがひどい場合には分解洗浄が必要です。
ドレンパン
冷房などを使用している時、熱交換器のアルミフィンから発生する露を受け取るためのドレンパンと呼ばれる皿にも、たくさんのカビが発生します。
この部分が詰まってしまうとエアコンから水漏れが発生します。
水分が多い場所で、カビが最も発生しやすい部分です。
ドレンパンのカビを見るためには、エアコンをかなり分解しなければなりません。